「雲」
お題:雲
「いつからだろう時間に追われ忘れていた
ゆっくりと流れる雲の動きの変化の一つも
楽しめなくなったのは
あの頃は雲に一喜一憂していたのが
今では懐かしくも感じる」
「執事/冥土セリフ」
「行ってらっしゃいませお嬢様
何か困り事がありましたらすぐさまお電話くださいませ
私めがすぐさま駆けつけますので」
「イマジナリー」
イマジナリーフレンド
またの名を想像上のお友達
みんな、誰しも小さい頃に1度は体験する
不思議なお友達
もしも、記憶の片隅で眠っている
そんな戦友(おともだち)が、
また一緒に戦ってくれるなんて
そんな夢のようなことが出来るんだ
さぁ僕と一緒に僕達を忘れて、
大きくなってしまった子ども達に復讐をしよう
そしてまた僕達を思い出してもらおう
これでまた一緒にあそべるなら、
こんなに嬉しいことはないよ
さぁ全面戦争の始まりだ
「狂気」
ふふふーん(鼻歌)
なんかいい事ないかなぁー
暇だなぁー
ねぇ?君は僕を愉しませてくれる人かなぁー?
「悲痛な叫び」
わからない
わからない
わからない
わかりたくない
どうして休日なのに仕事をしなければならないんだーー!!!
「ドS」
ほらここがいんだろ?
ほら我慢してないで声出していんだぞ
ふーほら終わったぞ耳掃除
ははぁんさては勘違いしたな?
おませさんめ
「フルダイブ」
東坂スズカ:女
鈴村リン:男
俺の名は鈴村リン工業大学の1年PC部の部員だ
彼女との出会いは学校に入学し、春の風がまだ残る新学期での体験入部での時だった
最初こそ面倒くさがっていたが俺は初めて恋に落ちるということを体験した
それはPC部で体験入部に来た学生に向けに
前に立ち説明をしている姿にだ
俺はどうしていいのか分からず俯いていると
声をかけられた
東「君、帰らないかい?」
俺は我に帰り辺りを見回すとそこには誰もおらずこの空間にいるのは俺と恋に落ちた意中の女性だけだった
鈴「あ、すいません…」
東「ははーんさては君寝てたな」
鈴「いや、そ、そんなことは」
東「ふーんじゃあ問題」
鈴「はい」
東「私の名前は何でしょう?」
俺は黙ってしまった
東「この問題は私の話をちゃんと聞いてたら答えられるはずだよ」
東「はいブブー不正解」
東「正解は東坂スズカだよ」
東「君の名前は?」
鈴「鈴村リンと言います…」
東「鈴村君かーよろしくね」
東「あっ…もうこんな時間ほら次の授業始まっちゃう早く行きな」
鈴「はい!!」
これが彼女との初めて話をした日の思い出である