夏、海
「僕は暑い夏の日に家族で海水浴に来ていた
僕は少し離れた砂場で遊んでいると
綺麗な歌声が聞こえてきた
僕は引き寄せられるように
歌声の方を向かったことまでは覚えている
次に目が覚めた時には病院だった
僕は溺れているところを助けられたそうだ
今日は1日様子見の入院が決まった
その晩の事、またあの歌声が聞こえ
引き寄せられるように病院を抜け出した
やっと逢えたねと呟く君に魅了され
僕に夜明けが来ることは無かった…」
「虫唾」
虫唾が走って走って
喉元から弾け飛びそうなこの思いを
口に出してしまったら
この関係が終わってしまう
そんな気がするんだ
だから僕は今日も思いの塊を
体の中に溜め込んで溜め込んで
いつか爆発するその日までこの思いには
蓋をする
短編セリフ
おかえりなさいませゴミムシ様
本日はどこで道草を食っておられたのですか?
仕事を探していた?
よくまぁそんな言葉がでるものですね
「不可能」
私は不可能を可能にするのだよ
人類が深淵を覗く日は近いかもしれんぞ
「お勤めご苦労様です」
ヤ「お疲れ様です若
お勤めご苦労様です
それで今日の仕事はどうだったんですか?」
若「これやるよ」
ヤ「なんですか?これ?」
若「ハンバーグだ」
ヤ「なる…ほど…?」
若「まぁ食え」
ヤ「わ、分かりました…」
若「おう」
ヤ「ウグッ、これは…だがしかし…
ここで食わなきゃ男じゃねぇ!!」
ヤ「バリィモシヤゴリ」
ヤ「ウグッバタ…」
若「だ、大丈夫かぁーー!!!」
ヤ「若…また…腕を上げられましたね…ガクッ…」
「ヤンデレ」
おかえりなさい
さぁ扉閉めてさぁ
(バンッ)
どこほっつき歩いてたの?
随時僕に連絡してって言ってるよねぇ!?
はぁ…もういいよ
次勝手に抜け出したら分かってるよね…??
ねぇ!!